とんだばやしにほんご教室は日本語を学ぶ場ですが、それ以外にも、外国人市民がほっとできる場、母語で話せる場、生活についての情報交換の場、励まし合える場でありたいと思っています。
富田林のにほんご教室は1992年から富田林市立中央公民館で始まり、1994年、地域の国際交流を進める南河内の会(モザイク)の協力で夜の部「なかま」が始まった。あるにほんご教室で出会った学習者と学習後、近くの喫茶店でビールを飲みながら話を聞いたことがあった。彼は日本人とこうしてビールを飲むのは初めてですと言った。臨月を目前に控えた女性が来日した。教室のなかまは知人に声をかけ出産の準備に走り回ったこともあった。2002年からは公民館とも協働しながら協会事業として運営している。小さな子どもを連れてにほんご教室に来るお母さん。廊下を這いまわっていた子どもたちがもう中学生になる。多くのボランティアの人々に支えられてきた。にほんご教室は日本語に不自由する人にとって、ささやかではあるけれどホッとできる空間だ。ある学習者は第二の故郷(ふるさと)ですと話してくれる。現在は週5日開いている。
(特活)とんだばやし国際交流協会10周年記念誌から抜粋
無料
夜の部「なかま」 火曜日 PM7時~8時30分
午前の部 月曜日、水曜日、木曜日、金曜日 AM10時~11時30分
子どもも一緒にいろいろな国の人とコミュニケーションできます!
教えてくれる先生たちは本当にいいです。みんな我慢強く、いつも励ましてくれます。いろいろな国の人と会って、馴れていない環境の暮らしの中で考えることや気持ちをシェアできます。国際交流協会で、楽しく言葉を勉強できますよ。
外国人が日本で生活するとき、まずぶつかるのはことばの壁だと言います。
日本語がわかるようになりたい、話せるようになりたいと切実な思いを持って日本語教室に色々な国の人が来てくれます。
その方たちと一緒に勉強をして、日本語が話せるようになっていく様子を見ていると、こちらまで嬉しくなります。
特定非営利活動法人 とんだばやし国際交流協会
〒584-0024 大阪府富田林市若松町1丁目7番1号
富田林市立多文化共生・人権プラザ2F
email: ticc@m4.kcn.ne.jp
TEL/FAX 0721ー24ー2622